イタリアへ行きたい

イタリアは南イタリア、北イタリアでぜんぜん違う人種?なのです。そのイタリアをこのブログで診断したい。

イタリア添乗記

イタリア添乗記

旅行社に雇われるサラリーマンで学校、各種団体、
企業の海外旅行の営業をしていました。

旅行会社というと
すぐ「かっこいい」とか「安く旅行にいけるんでしょう」などと言われますが、実際、そんなことは全然なかったですねー。
この仕事の経験の中でイタリア旅行の話をさせていただこうと思います。
なぜかというと、丁度イタリアが流行りだした頃で、
やたらとイタリアへ行く機会が多かったからです。

一昔前ならヨーロッパ旅行に行って、最後はパリというのが定番だったみたいですが、

私の頃は、「イタリアには行ってみたいわねえ」
「イタリアだったらもう一回行ってもいいわねえ」
という時代に入っていました。

食べ物がおいしい、(日本人にも食べられる、何日か続いても大丈夫)というのも大きな要因かも知れません。

それでは、そろそろ出発。(次から本編はじまります)

イタリア添乗記1

イタリア添乗記1

関西国際空港から出発して、 ヨーロッパの玄関口としてイタリア北部のミラノあたりに 直行便で入ると便利なんですが、個人的な趣味により エールフランス航空に乗ってパリ、シャルル・ド・ゴール空港 に入ってみました。

理由は2つ。

一つ目は
エールフランスに乗ればエコノミークラスでも 機内サービスでシャンパンが無料で飲めるのです。 (他の航空会社はビジネスクラス以上じゃないと、 シャンパンは飲めません。) これがまた美味しくって、気圧のかげんで、よくまわりますから、ほどほどに。

二つ目は
飛行機に乗り降りする際、 普通はタラップを人が降りて下で待機している バスに乗り込んでターミナルに移動するんですが、ここのバスは車体を飛行機の出入り口の高さまで上げてくれるんです。
珍しいのでお客さんは結構喜んでいました。

パリで乗り換えて、夕刻ミラノへ。日本を午後に出て、その夕刻着いて(時差のおかげで、同じ日となります)ホテルに入って寝る。

これは、なかなか行程上体が楽だと思います。

この少し前まで、アンカレッジ皆さん聞いたことありますよね。ここの空港のお土産屋さんにはなぜか 日本人のおばちゃんがいっぱいいて、たくさんの日本人のお客さんがお金を落として行ったそうです。うどん屋もあったんですよ。

アンカレッジ経由が主な路線で、
ヨーロッパに着くのが朝だったんです。
それだと飛行機に長時間乗り、
疲れた体で一日を朝から 過ごさないといけなくて寝不足。時差ボケの体には結構きつかったことでしょう。

今のルートならたいがいその日のうちに目的地に
着けるので、 一晩ゆっくり休めるといる訳です。

それではミラノに到着しましたので、
とりあえずBuona Sera (おやすみなさい)

スペイン語 独学

イタリア添乗記2

イタリア添乗記2

Buongiorno(おはよう、こんにちは)で始めたいと思います。

イタリア語は日本人には割と馴染みやすいんですよ。
母音が(あいうえお)になるので、聞きやすいし、
発音しやすい、 だからカタカナ読みで十分通じます。

要ははずかしがらず、モゴモゴことばを濁さず、
元気よく笑顔で話せばokです。

まずは北の玄関口ミラノから。
『ファッションの街ミラノ』というイメージが一番強いかも知れませんが、実際はいろんなもののデザインを発信しています。

日本からガラス工業デザインをしに行って、もう何年か住んでいる男性に会いましたが、一人でそういうデザイナーとしてやっていけるなんてすごいですね。

仕事は日本よりやり良いんでしょうか、また日本人の多い都市でもあるので、日本料理店も8軒あるという話でした。

3年くらいたった頃、それまでパンの生活に何も感じ無かったのに、急にご飯しゃないと駄目になって炊飯器を買ったというのが印象的でした。

ガイドブックに載ってるようなことはなるべく書かないつもりですが、ミラノにきたならスカラ座には是非足を運んでほしいです。

音楽の博物館が併設されていて、そういうことに興味のある人にはなかなか魅力的なようでした。

マリア・カラスのオペラの衣装とか。シューベルトの髪の毛とか。へぇーというようなものがたくさん置いて有りますよ。

ちょっと失敗談を一つ、
4つ星ぐらいのホテルに泊まったんですが、ロビーで靴を脱いでソファーに正座していたら、フロントから男性がとんで来て怒られました。これはマナー違反。
やってはいけないことだったんです。

日本人がこうするとほっとするのは、
青い目のお兄さんにはわからないですよね。
あー恥ずかしかった。ごめんなさい。 

イタリア添乗記3

イタリア添乗記3

ではそろそろベニスへ向けて出発。 途中ヴェローナに寄ってみましょう。

ここはシェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の舞台となった所で 『ジュリエットハウス』例のバルコニーも有ります。例のとは「ロミオ、ロミオどうしてあなたはロミオなの」とジュリエットが夜空に向かて嘆き、下でロミオがそれを聞いている。

かわいいジュリエットの像も建っています。私と一緒に行ったおじさんは、 そのかわいい胸にしっかりと手を置いて記念写真なんぞを撮っていました。 (やらしいな、大阪おじさんは)

ツアーの団員さん(ほとんど大阪のおばちゃん)には大受けでした。 あまりツアー客は行かないけれど、 古代の野外円形劇場もよかったです。ちょうど5月の末頃だったので夏の野外オペラむけの巨大なセッの 組立をしていてなかなか迫力のある様子でした。

さてオペラというと人間の体を楽器のように中で音を響かせて 声を出して歌うというもので、昔はドラム缶みたいなおばさんが 「椿姫」なんてやったりして、ちょっと怖かったらしいのが、最近はスリムになってきていそうです。

そういえば、そういう勉強をしに来ている女性のアルバイトガイドに 当たった時は、バスで一声あげてもらってなかなか盛り上がったっけ。

イタリア添乗記4

イタリア添乗記4

『水の都ベニス』興味の無い人だって聞いた事くらい有りそうなものですね。

ちょっと古いけど哀愁漂う「慕情」のイメージ、はたまた「ベニスに死す」の雰囲気でしょうか。

日本なら百貨店にしか 置いてないような高級なベネティアングラスのイメージだろうか。

どちらにしろ
イメージは生き生きしているけど都市は沈みかけている。ちょっと多めの雨でも降ればサンマルコ広場など子供用のプール状態。長靴では間に合わない。

世界中でこの町を沈めないために知恵や技術やお金を出し合っているところです。

こちらの名物はご存知、運河。ロマンチックに巡るゴンドラセレナーデ。今時はエンジン付きの舟があるから地元の人は間違っても乗らないが、あくまで観用。
長い竿のような櫓で器用にさまい運河を進んで行く。

秋から冬水のにおいのしない頃、夜水の汚れの見えないとき、それに乗ってゆられていれば船頭さんのカンツオーネもなかなかどうしていけてくる。交渉するばどんどん、どんどん安くなるから一回挑戦してみてください。

ここでとってもおいしかったのはイカスミのリゾットでした。さすがに海の近くだし、新鮮なのかしら、きりりと冷えた白ワインとよく合っていました。

「真っ黒けのおかゆ」というと変なものしか、想像できないかも知れませんが、リゾットとはイタリアでいう雑炊みたいなもの。

日本と違ってかん水もせず、いきなりお鍋に放り込んで 煮たような感じだから少し芯の残ったお米になるのだけれど、食べ慣れてくるとこの食感も気持ち良くなってきます。それをイカスミのスープでやっているのだから、食べ出すとみんなお歯黒、食べているだけで楽しくなってくる。 しかも結構いける味なのです。
ハネムーンのカップルもこれを向かい合って食べて愛を確かめ合うといいかもしれません。
(お好み焼きの青海苔より笑えるかも)

イタリア添乗記5

イタリア添乗記5

ベニスを後に少し南下して、トスカーナの肥沃な地帯に入りましょう。なだらかに続く丘は、遠くまで何もなく、ただただよく肥えた畑ばかり、 何も建物は無いけれど寂しさなんて感じず、豊かな実りに思いをはせて 暖かい気持ちがしてきます。

ここで訪れるのは『花の都』と歌われたフィレンェ。 今なおメディチ家の威光を感じずにはいられない、 豪奢な美術品の数々があなたを待っています。

私は個人的にラファエロ、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画が好きなので紹介させてもらいますが、色調的には対象的でもどこか共通するところも あるような気がします。

ラファエロの「春プリマヴェーラ」と「ヴィーナスの誕生」 特に「春」が好きですね。 神話の中の物語で、女神や北風や妖精たちの絵なのですが、何とも人間っぽい。登場人物(女性)はとても美しくて、見ていて 「ほぅー」とため息が出ます。絵自体がとても大きく迫力もあり見応え十分という感じです。

一方レオナルド・ダ・ヴィンチの方は、そんな大物は有りませんが、「受胎告知」など好きですね。こちらは明るいだけじゃなく影も存在していて、絵に引き込まれるような感じになります。

フィレンツェといえば「花の聖母大聖堂」といわれる有名な、かわいらしい色合いの教会があります。 ピンクの濃いのと、緑と白の大理石を 使って作っているのでなかなかモダンな感じです。

すぐ横の8角形の洗礼を受けるところの扉には古い話があって、 こちらも今では観光名所です。ルネッサンス期の妙に人間っぽくて 色っぽい、宗教画が好きな私には街中がその宝庫で美術館だらけの街ここは何日でもいたい街です。

イタリア添乗記6

イタリア添乗記6

更に南下してローマに向かいます。途中、アッシジに寄ってみましょう。

サン・フランフェスコといえば、ミッキー・ロークの映画のイメージが有る方は、彼では少々太すぎるかも。何しろ聖フランフェスコ教会の教えは「清貧」なのですから、 まあ、その割には、教会の中はツアー客でごった返していましたが、特に日本の団体が多く、一人しかいない日本人の神父さんは、一人で3,4のグループを引き連れて案内していました。

近年、地震があって教会もずいぶん被害を受けたという話でしたが、修復はどこまで進んだのでしょうか。ここの礼拝堂には12枚のジオットの絵 が飾られています。それぞれ聖フランチェスコの生涯を語るもので、 ハレー彗星も登場しています。

私の趣味では「水鳥に説教を聞かしているフランチェスコ」など、 ほのぼのとしていいかなと思っています。

イタリア添乗記7

イタリア添乗記7

それではいよいよ
ローマのことをお話させていただきましょう。まずは、一生忘れられない初添乗の時の話です。

あれは女子大生とOLの多い158,000円のロンドン、ローマ、パリ8日間という、今ならあんまり流行らない忙しい割には中身の薄い (移動が多いということです)ツアーでした。

なぜかスペイン階段へ行くことになり、昼食をとったレストランの近くのどこかの駅からかスペイン階段のある駅まで電車で行くことになりました。

ガイドがいなくて、お客と私だけ。その頃私は添乗経験が浅く(国内はあったが、海外は初めて)、
「添乗員が知りません。」とか言ってはいけないと思っていました。

今なら「私も初めて電車で行くんです、ちょっと駅の位置がわからないので、ガイドブックを見ながら行きますね。」と言えるのですが、

その頃は、ガイドブックをお客様の前で開いて見るのもいけないことのような気がしてました。だからレストランのトイレの個室の中で頭に入れて、お客の前では知ったかぶり。

内心はドキドキ、ドキドキしながら歩き、そうこうしてる内に駅に着きました。地元の人をチラチラ見ながら、ぎこちなく切符を買い「あんまりばらけないで下さいね。」と偉そうに言いながら皆さんと電車に乗り、ようやく目的の駅に着きました「あー、もうちょっとやぁ」

と改札をを出て階段を登ると、T字路になっているではありませんか。「え〜、どっちに出たらスペイン階段に行けるんや〜、どうしよう、わからへん右か左か、もうしゃーない人が多く行く方向や。」半分やけくそで、確か右の方へ出たのだと思います。

「あった、あった。スペイン階段や。良かったあ。」
と心の中で叫び、「さあ、皆さん。ここがあの有名なスペイン階段です。『ローマの休日』の中の オードリー・ヘップバーンのようにアイスクリームでも食べて下さいね。」

それから有名なベネト通りの位置
(あとで聞くと一本横の通りを 教えていたそうだ。)
や集合場所、時間などを説明して解散したのでした。

「あー、心臓に悪っるうー」ショッピングも何もする気になれず、すぐさま近くのカフェに飛び込んでエスプレッソをガブッと一のみ飲み。そんな思いでのあるスペイン階段なので、何度行っても妙に感慨深いものがあるのです。

冬に行くとおいしい焼栗が階段下の広場で食べられます。天津甘栗と違って少し大きく、はじけて皮が割れているので、簡単に食べられ、味はすこしあっさり目の甘さで 美味しいのです。


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